「SLUM DUNK」読んでおきたい名作シリーズ
意外と、「名前は聞いたことあるけどちゃんと
読んだことはないなぁ」って人多いんじゃない
でしょうか?
しかし、この作品は日本にバスケブームを巻き
いです。こちらを分析してみましょう。
(ネタバレも含みますのでご注意ください。)
まず、簡単な作品の紹介からしましょう。
主人公、桜木花道がヒロインの赤木春子に気に
入られるためにバスケットを始め、徐々にバス
ケットを好きになり、成長していく様を描いた
ストーリーになっています。
作風としては、90年代にもちらほら出始めてい
た主人公不良漫画ですね。しかし、バスケット
中心なので喧嘩と呼べる派手なのは三井たちが
押し寄せてきたあの一回だけでしょうか。
ここで、スラムダンクはなぜ名作と呼ばれるの
か?について分析していきたいと思います。
1つの要因として動きが分かりやすい絵です。
皆さんが思っている以上にバスケットは複雑で
細かいので非常に書きにくいんです。しかし、
スラムダンクでは細かな機微もしっかり描くた
め、想像しやすいのです。
2つ目の要因は、キャラクターの心情が細かく表現されている所でしょう。
桜木花道は最初はバスケは好きではありません
でしたが、緩やかに好きになって夢中になって
いく様に感情移入した読者は少なくないでしょ
う。
さぁお次は、作品の中で大きくストーリーが動
いた展開を3つ!上げてみましょう。
1つは、先ほども出ましたが、三井達のグルー
プと大乱闘したときでしょうか。(6~8巻)
この話で宮城、そして三井の2人が仲間にな
り、安西先生の有用性も知られましたね。笑
後にはとても優秀な指導者だと分かるんです
が、ここまでの展開ではただの置物の先生でした。笑
2つ目は湘北vs海南大附属ですね(12~15巻)
いやぁー、この試合は非常に熱い展開でした!
桜木花道はこの時、レイアップとダンク、それ
とリバウンドしかできない初心者でした。
そんな中で神奈川No.1プレイヤーと対峙したの
は普通できることではありません。
この試合後、自分のせいだと思いを新たに坊主
にした桜木花道も見て、バスケットに対する姿
勢が変わったのが見て取れます。
3つ目がやはり湘北vs山王工業でしょう!
(25~31巻)
この試合は一転二転さらに三転とする展開であ
るため、内容の説明はしませんが、流川は高校
生No.1プレイヤーと対峙して進化し、桜木は背
中に怪我を負い、何もできずに点差が離れてい
くという逆境で到達する頑固たる意志が生まれ
ましたね...。
そして最後のシュート、感動しました。
さぁここまで振り返ってどうでしょうか?
私個人的には、仙道と沢北で試合をして欲しか
った感はありますが、まぁしょうがないですね
笑
これからも漫画の紹介をしていきますので、こ
の作品紹介、分析してほしい!などありました
ら是非コメントしてください!
お読みいただきありがとうございました!